すべての人にお勧めするベストなクレジットカードは存在するのか

クレジットカード

世の中には数多くのクレジットカードが存在していて、そのサービス内容は多種多様だったりします。

そんな中で、「イチオシのクレジットカードを紹介します!」とか、「多くの人にお勧めする一番のクレジットカードはこれだ!」とか紹介している場合もありますが、よく見てみるとコレ一枚!とか紹介しているわけではなく、結局複数のクレジットカードを紹介しているケースが多いです。

もちろん、非常によくまとめられているサイトも数多くありますが、正直、魅力的なキャッチフレーズを付けている割には実質的な分析をしないまま適当にクレジットカードの情報を記載して広告収入を得ようとしているサイトが多いのも事実かと思ったりしています。
※広告の還元率が良いカードを重点的に勧めるサイトもありますので、注意が必要です。

たばねた自身はすべての人にマッチするクレジットカードは正直存在しないと思っていて、大多数の人にお勧めするカードについても高い確率で改悪されたり、サービスが終了したりする事案を身をもって知っています。(後述)

ですので、結局、そういうサイトを参考にして、クレジットカードを選択する場合は、ご自身の年齢、家族構成、世帯収入、旅行(出張)の頻度、ネット通販の利用状況などなど、様々な条件のもとで内容を確認し、やはり自身で判断してベスト(ベター)なカードを選択する必要があるのだと思います。

ここでは実際に私自身が持って使ったクレジットカードや、検討したクレジットカードを紹介しますので、そういう手助けのひとつになれば幸いです。

メインカードとしてのJCB Original Series

私はメインカードとしてJCBのプロパーカードを推していますが、正直、このカードより良いかもしれないと思うカードは結構あります。

それでも何故、たばねたがJCBのプロパーカードを推奨しているのかの理由を書いていきましょう。

これまでのメインカードの遍歴

過去の記事でも書きましたが、決済手段という意味では、現金よりもクレジットカードを使うことで独自のポイントが付与されたり、キャッシュバックがあったり、様々なメリットがあります。

一方で、不正利用のリスクや自身の個人情報と購買情報の紐づけられた情報提供によるリスクなど、様々なデメリットがあることも頭の片隅に置いておく必要があります。

ここで、私がこれまで利用してきた、いくつかのメインカードを紹介してみましょう。

キャッシュバック6%越えの史上最強 K-POWERカード

2012年8月15日で終了してしまった、たばねたをクレジットカードの世界にいざなった伝説のクレジットカードです。
すでに新規募集どころかサービスも終了していますので詳しくは書きませんが、ある一定の条件下において最大6.67%の還元率(実際には4%程度)のキャッシュバックが毎月ありました。
毎月12万程度の決裁額で、5,000円程度のキャッシュバックが毎月発生していましたので、破格の還元率を誇っており、まさに過去最強のクレジットカード。
ただし、誰が見ても首をかしげたくなるカードフェイス・・・これはもうカード決済する際にちょっと恥ずかしくなるぐらいのものでした。
今となっては良い思い出です(笑

K-POWERカードの終了に伴う難民を受け入れた 漢方スタイルクラブカード

過剰なサービスを排除し、ポイント還元率に重点を置き、設計されたクレジットカードが KANPO STYLE CLUB CARDでした。
条件付きではあったものの、実質還元率は最高で1.6%越となっており、K-POWERカードの終了により行き場を失った難民を受け入れた救世主のようなクレジットカードです。
そのカードも、他のクレジットカードとの還元率の過激な競争で弱体化し、2018年3月をもって終了(Reader’s Cardへ移行)となりました。(ちーん・・・)
あ、このカードについてもK-POWERに負けず劣らずのカードフェイスであったことを申し添えます。
※なぜ、高還元率のクレジットカードのカードフェイスはこんなんでしょうか

サブカードとしてのイオンカード

家の近くにイオンがありまして、なんとなく無料でも持てるゴールドカードが欲しかったのがきっかけでサブカードとしてイオンカード(イオンゴールドカード)を使っています。

イオンカード(イオンゴールドカード)の詳細は別記事として書かせて頂きますが、サブカードとして紹介しておきます。

賛否両論ありますが、少なくとも前述のカードよりカードフェイスのデザインは好みです。

その他のクレジットカード

紹介したカード以外で実際に持ったクレジットカードをかいつまんで紹介しますと

  • SBIカード (2018年1月で終了)
  • ライフカード (2017年に大幅な改悪)
  • p-oneカード (2011年から定期的に改悪)

などなど、やはり高還元率などを謳い文句に名を馳せたカードは改悪や終了という形で消えていってます。

なぜJCBのプロパーカードなのか

まず、JCBのプロパーカードについては次の関連記事をご覧ください。

純国産のクレジットカードブランドであるJCBのプロパーカード

先にも書きましたが、JCBのプロパーカード(招待制のカードを除く)が前述のK-POWERカードのように、誰にでもお勧めするカードだとは私は思っていません。

では、なぜ私がJCBのゴールドカードをメインカードとして選択したのか、それをまとめてみたいと思います。

クレジットカードによる還元率の低減化とサービスの改悪や終了

一番の理由は

  • 現行のクレジットカードではポイント還元率にそれほど差がない

もう一つの理由は上にも書いてますが

  • 高還元率のクレジットカードは悪い方向の改訂(改悪)が多く、最悪クレジットカード自体のサービス終了が発生し、メインカードとしてのクレジットカードの切り替えが面倒
    ※要するに、カードの切り替えに疲れたというのが大きな理由

といったものです。

その点、JCBのプロパーカードについては、多少の(悪い、良いの両方)改訂があるものの、クレジットカードそのものが終了になるという心配はほぼ考えられません。

還元率以外のサービスの有用性

クレジットカードというと、年会費の有無や還元率ばかりに目が行きますが、実はそれ以外にも提供されているとても有用なサービスが付帯されている場合があります。

特にJCBのプロパーカードにおいては保険関係に定評があり、他にも紹介するべき様々なサービスがあります。

JCB【OS】においてもカードのグレード毎に提供されているサービスは異なりますので、それについては個別に詳細記事を書きたいと思っています。

公式Webサイトの使いやすさ

他では特筆されていませんが、JCBの公式サイトおよびツールはとても使いやすいです。

昨今は経費削減のため、多くの会社が紙ベースではなく、インターネットによる利用明細の提示を推奨していますが、過去に使ってきたクレジットカード会社と比較すると見た目、決済情報のレスポンス、スマホアプリの機能、すべてにおいて各段に使いやすく、情報量も多く、非常に快適です。

ゴールドカードやプラチナカードを扱うカード発行会社は全般的にこの辺りのツールを整備しているのかもしれませんが、それを見積もっても老舗かつ大手であるJCBのツールは非常に使いやすいと言えます。

JCB THE CLASS や JCB ゴールド・ザ・プレミア は非常にお得感がある

前述に”JCBのプロパーカード(招待制のカードを除く)”は、特に万人にお勧めするものでもないと書きましたが、JCBの招待制カードである次の2枚は非常に魅力的なサービスを提供しています。

  • JCB THE CLASS (JCB【OS】の最上位カード)
  • JCB ゴールド・ザ・プレミア (JCBゴールドの上位カード)

どちらも、JCBのプロパーカードであるOriginal Seriesを使い続けることで、JCBから招待(インビテーション)され、審査によって発行することができるクレジットカードとなっています。

特にJCBゴールド・ザ・プレミアについては

  1. JCB ORIGINAL SERIES対象のJCBゴールドのショッピングご利用合計金額(集計期間:12月16日~翌年12月15日)が2年連続で100万円(税込)以上の方。
  2. 本会員の方が会員専用WEBサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」に受信可能なEメールアドレスを登録していること(毎年1月31日まで)。

という形で招待条件が明確に提示されています。

そして、これらのカード(私の場合はとりあえずJCBゴールド・ザ・プレミア)を持つという目標が、JCBゴールドを我が家のメインカードとして選択した大きな理由となります。

たばねた
JCBゴールド・ザ・プレミア欲しい

JCBゴールドカード、JCBゴールド・ザ・プレミア、JCB THE CLASSについては、どういうところがお得なのかを含め、追々記事を書いていきます。

特に、これら招待制のカードを視野に入れている方に対して、事実に基づいた還元率を提示して記事にしたいと思いますので、ご期待ください。

他に候補としてあがったカード

最終的に私がメインカードとして候補に挙げたカードをいくつか記載しておきます。
    • エポスカード
      JCBのようにエポスゴールド、エポスプラチナという招待制カードが用意されています。
      サービス内容も充実しているので、真っ先に候補にあがりましたが、家族カードの設定がなく断念しました。
      ※エポスファミリーゴールドはありますが純粋な家族カードではありません

  • 三井住友VISAカード
    カードフェイスのデザインは素晴らしくカッコいい!特にプラチナカードは誰もが目を引くデザインではないでしょうか。
    海外の決裁でも安心のブランドであるVISAとMasterCardが用意されています。ただし、年会費に対するサービス内容がJCBと比較すると私には弱いと感じました。


 

他、今後良いものがあれば、比較検討したいと思いますし、お勧めなものがあれば是非コメント頂けましたら嬉しいです。

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