《目次》
どうもです!たばねた(@tabaneta_)です。いつも、たばねたブログをご覧頂きありがとうございます。今回の記事はこちらになります。
ロイヤルαPLUSが適用されたJCB OS(オリジナルシリーズ)の実際の還元率は?
2019年10月1日に引き上げられた消費税率の増税に伴ってキャッシュレス対応によるポイント還元等を支援が開始されました。
その結果、多くの方がクレジットカードや電子マネーなどの決済方法に興味を持ち、テレビの情報番組でも結構特集などが組まれたりもしています。
数多く発行されているクレジットカードのなかでも、たばねたブログではJCBのオリジナルシリーズ(OS)の記事を多く書いていますが、以前、その”還元率”を記事にしました。
記事を参照頂ければと思いますが、2018年度の利用実績におけるJCB OSの還元率はおおよそ0.82%(ただし、スターαプラス)で、これをロイヤルαプラスに換算すると0.92%程度と試算しています。
この記事では、前年度にロイヤルαPLUS(年間決裁額300万以上)を達成した状態で、2019年度の実際の還元率を具体的に算出してみたいと思います。
関連記事と一部重複する次の項目については、よろしければ同様に関連記事を参照してください。
- クレジットカードの還元率とは?
- JCBのポイントの仕組みと公表されている還元率
JCB Original Seriesの還元率は0.5%からさらに上乗せがある
以前の記事にも書いていますが、JCB Original Seriesのクレジットカードには、一般的に公表されている還元率の0.5%から、さらに還元率を上乗せさせる仕組みがあります。
具体的には
- 提携ショップでの利用
- JCBが運営するOkiDokiランド経由でのショッピング
- JCBスターメンバーズのボーナスポイント付与
の3つの方法になりますが、一般的じゃないものとしては最後の
”JCBスターメンバーズのボーナスポイント付与”
となっています。
JCBゴールド・ザ・プレミア以上のプレミアムカードでさらにお得!JCBスターメンバーズ
記事の内容としては重複しますが、おさらいをしましょう。
JCBは年間でJCBカードを一定額以上利用したユーザに対し、ボーナスポイントを上乗せして付与しています。
「JCB STAR MEMBERS(スターメンバーズ)」は、年間でJCBカードを一定金額以上利用された方だけに、特別にご提供するメンバーシップサービスです(登録不要)。 【引用元:JCB公式】
これは、使っているカードのグレードや利用金額によって、ボーナスポイント(最大70%UP)やキャンペーンの抽選口数UPによるチャンスアップが付与されますが、特にボーナスポイントについては次のとおりとなっています。
特典:Oki Dokiボーナスアップ
下の図のとおりJCBスターメンバーズのHPから抜粋すると、JCBオリジナルシリーズのクレジットカードでは最大で基本ポイントに対する70%のボーナスポイントが付与されることになります。

つまり、 1,000円で1.7ポイント
0.5%の1.7倍になるので0.85%まで還元率が上がります。
JCBスターメンバーズの優待のみで0.85%まで還元率があがれば、提携ショップでの買い物やOkiDokiランド経由のショッピングによるボーナスポイントを加算することで、いわゆる高還元率と言われる1%程度の還元率に迫る数字をたたき出すことも期待できるわけです。
2019年度の利用期間におけるJCBゴールド ザ・プレミアの利用実績をもとに還元率を算出する
次に実際に、たばねたがJCB OSをおよそ3年間使ってみて、どのぐらいの還元率になったのか、利用実績をもって示してみたいと思います。
過去2年(2017年、2018年)の利用実績に基づく還元率
2017年、2018年については、以前の記事にも書きましたが次のとおりとなります。
2017年度は初年度でスターメンバーズの優遇ポイントがつかなかったこともあり、低い還元率となっています。
優遇ポイント: 0pt (JCBスターメンバーズ適用外)
ボーナスポイント: 70pt
合計:1222 pt
還元率: 約0.53%
2018年度は、期間内で100万以上の決済もあり、ゴールドでスターαPLUS(50%UP)の優遇ボーナスポイントが付いて、それなりの還元率となりました。
優遇ポイント: 1797pt (JCBスターメンバーズ:スターαPLUS)
ボーナスポイント: 541pt
合計:5938 pt
還元率: 約0.82%
2019年の利用実績に基づく還元率の算出(ロイヤルαPLUSの適用)
最新の2019年度の還元率の算出になりますが、たばねたは2018年にロイヤルαPLUS(300万円以上の決済)を達成しており、さらに、クレジットカードもゴールドカードから、ゴールド・ザ・プレミアにアップグレードしたこともあり、優遇ポイントは最大の70%UPが適用されています。
優遇ポイント: 2520pt (JCBスターメンバーズ:ロイヤルαPLUS)
ボーナスポイント: 3927pt
合計:7458 pt
還元率: 約0.90%
1%には届きませんでしたが、かなり高い還元率を得ることができているのではないでしょうか。
【悲報】スターバックスのボーナスポイント10倍を取りこぼしていた驚愕の事実が明らかに…
還元率を計算するにあたり、明細を見ていてあることに気づいてしましました…
JCB OSのクレジットカードの特典で、”提携ショップでの利用”については高いボーナスポイントが付与されるケースがあります。
これは、MyJCBの”JCB ORIGINALシリーズ限定サービス”のアイコンから確認することができますが、例えば、スターバックスカードへのオンライン入金では10倍のOki Dokiポイントが付与されます。

セブンイレブンやAmazonでの購入は3倍となっており、これまで普通にボーナスポイントが付与されていたので気づかなかったのですが、ある時、スターバックスカードの入金でボーナスポイントを確認すると、10倍付くはずのボーナスポイントがまったく上乗せされていないことに気づきました。
よくよく確認してみると、こちらのサイトで緑のアイコンになっている店舗については、各々登録が必要であることが判明したわけです・・・

これは、JCBが悪いのではなく、完全に私の落ち度であり、HPの”ポイント特典について”の詳細にもしっかりと「ご利用前にキャンペーンの登録が必要です!」と明記されています。

このブログをご覧の方々に限ってはこんなミスを犯すことはないと思いますが、登録した記憶がない方は確認しておくことをおすすめします。
MyJCBのポイント明細を確認することで、どの店舗のボーナスポイントが付与されているかを確認できます。


※ちなみに、この月の還元率を計算すると0.96%となかなかの還元率をたたき出していました。
【おわりに】JCBオリジナルシリーズの還元率はどうなの?
ここではJCBオリジナルシリーズのポイントプログラムを紹介し、JCBゴールド・ザ・プレミアの利用実際の元に、その還元率を算出してみました。
2019年度の実績はJCB OSにおいて最大の優遇ポイント70%が付与されるロイヤルαプラスでの実績となっています、ロイヤルαプラスでの換算額および実績額での還元率は、私が利用した実績では高い月では0.96%、平均でもおおよそ0.9%を超える数字となっています。
もちろん、Amazonや楽天など対象店舗で買い物をするときは、気づく限りOkiDokiランド経由でのショッピングでボーナスポイントを得ていますが、そこまで血眼になって還元率を高める努力をしていないことを考えると、この数字は悪くはないと言えます。
特に、プラチナカードやブラックカードに分類されるハイクラスのクレジットカードの中では非常に高い還元率ではないでしょうか。
クレジットカードの比較サイトでは、JCBオリジナルシリーズの還元率はその低さからデメリットとして紹介されているケースが多々見受けられますが、この数字をみて検討されてもよいと思います。
モ…モスバーガーも結構食べたよね…