iPhoneを”ひかり電話”の子機にして便利に使ってみよう

IT・IoT

iPhoneの子機化の実現

iPhoneやAndroidのスマートフォンを”ひかり電話”の子機化するのは実はそれほど難しい話ではありません。

実現条件としては

スマートフォンの子機化の条件
  1. ひかり電話であること
  2. ホームゲートウェイもしくはONUの設定で、アナログ端末の電話機の他、無線LANで接続された機器を内線電話として設定できること(SIPサーバー機能を持つ)
  3. ホームゲートウェイもしくはONUが無線LAN(Wi-Fi)接続の機能を持つか、それに接続されているルーターが無線LAN(Wi-Fi)の機能を持つこと

ちょっと難しく書きましたが1と2は、ほぼ”ひかり電話”の契約をした場合、それなりの機器が用意されるので問題ありません。

3にしても、一般的な家庭で光回線を引いているような場合は無線LANの環境が整っていると思ってよいので、さほど問題ないと思います。

ただし、ホームゲートウェイは(特殊な設定をしない限り)、Wi-Fiで接続されたiPhoneなどについて、同一セグメント内のローカルエリアネットワーク(ここでは家庭のプライベートネットワーク)に接続されているもののみ、ひかり電話の子機として扱います。

多少難しい話ですが、イメージとしては次のとおりです。

※ホームゲートウェイ(HGW)から左側(家庭内LAN)は同一グループとして接続しますが、右側のインターネット網の機器は対象外になります。


では、とりあえず私の環境による実例になりますが、ホームゲートウェイの設定とiPhoneの設定を記載します。

ホームゲートウェイ PR-500MI の設定

iPhone(やAndroidのスマホ)がすでに家庭内の無線LANルーター等によってWi-Fiで接続されていることを前提にしています。

「設定画面」
[電話設定]-[内線設定] の内線番号一覧から、追加したい内線番号の[編集]をクリック

内線設定になります、各々については次のとおり

内線設定

内線番号:3(デフォルト)
ニックネーム:適当(ここではiPhone XS Max)
端末属性:通常端末(デフォルト)
MACアドレス:iPhoneなどのWi-Fi用MACアドレス(後述)
ダイジェスト認証:行う(デフォルト)
ユーザID:適当(アプリ内認証で使用)
パスワード:適当(アプリ内認証で使用)

設定内容についてはほぼデフォルトで問題ありませんし、難しいものはありませんが、MACアドレスは端末情報を確認する必要があります。

MACアドレスは端末ごと(正確には端末の中にある通信媒体ごと)に割り当てられるユニークな番号(記号)になります。
ここではiPhoneがホームゲートウェイに接続する際に使う手段であるWi-Fi用のMACアドレスを入力します。

確認する方法は一般的に端末情報となりますが、iPhoneの場合は「設定」から[一般]-[情報]画面で確認可能です。

以上で、ホームゲートウェイの設定は終了です。

iPhone XS Max (スマートホン)側の設定

ひかり電話ではSIP(Session Initiation Protocol)という通信プロトコルを使った音声システムとなりますので、ひかり電話の子機としてiPhone(やAndroidなどのスマホ)を利用するにはSIPクライアントというアプリを使用します。

SIPクライアントのアプリはAppストアで検索すると何件か出てきますが、ここでは㈱ageetのAGEphoneを使います。

私は有料のものも含めていくつかのSIPクライアントを使っていますが、AGEphoneについては無料にも関わらず、必要最低限(発着信の一般的な通話)の機能が実装されており、これまで不便に感じたことはそれほどありません。

AGEphoneを開くと[簡易設定]のボタンがあるので、それをタップ

次の簡易設定画面で各項目に入力して右上の[完了]をタップ

簡易設定のパラメータ

ドメイン:192.168.*.* (ホームゲートウェイのアドレス)
内線番号:3 (ホームゲートウェイの設定に従う)
ID:tabaneta(ホームゲートウェイの設定に従う)
パスワード:1234567 (ホームゲートウェイの設定に従う)

ここでは上記の記事で記載のパラメータを示していますが、基本的にご自身のホームゲートウェイの設定値を入力する必要があります。

子機化したiPhoneで通話してみましょう

ホームゲートウェイとiPhoneの設定に問題がなければAGEphoneの画面上部には「ダイヤルできます」という表示がでています。

画面下のキーバッドから電話番号を入力できますので、通話できるかを確認しましょう。


たばねた
ただ、ここまででは家庭内の無線LANに接続した状況でしかiPhoneを子機化することができないし、それほど便利でもないですよね?

そこで、次の記事ではちょっとした裏技を使って、にいるときでも家電の子機を使ってる感覚でiPhoneを使える設定を試みます

外出時にiPhoneを”ひかり電話”に接続して通話料を節約しよう

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