デュアルSIM 香港版 iPhone とドコモ新料金プランの考察

iPhone
こちらの記事はNTTドコモが2019年6月1日よりスタートさせた新料金プランと、これまでの旧プランの比較、検証、考察の記事となります。
あくまでも新旧プランの比較であり、新料金プランによる実機での検証ではありませんので、ご注意ください。

2019年6月1日から提供されたドコモ新料金プラン

総務省の要請を受けて、NTTドコモは「料金体系の複雑さの解消」と「最大4割の値下げ」を実現するための新料金プランを発表し、2019年6月1日からの契約については全てこちらへ移行しています。

具体的な料金プランは次の5つのプランです

  1. スマートフォンで契約することを前提にしている「ギガホ」「ギガライト」の2つのプラン
  2. タブレットのための「データプラス」
  3. ガラホに対応する「ケータイプラン」
  4. 子供向けの「キッズケータイプラン」

たばねたブログを見て頂いている方が最も興味があるのは、赤文字で示したガラホ向けのプラン「ケータイプラン」だと思いますので、この記事ではこれまで本ブログで書いてきた旧ガラホ向けプランと、新料金プランの「ケータイプラン」比較して、考察していきます。

新料金プラン「ケータイプラン」と旧料金プラン「シンプルプラン(ケータイ)」の比較

旧料金プランのおさらい

いわゆるガラホ(ケータイ)向けに用意されていたプランは次の3つです。

通話にカケホーダイが付いているカケホーダイプラン、5分以内の通話が無料になるカケホーダイライトプラン、通話オプションなどが付随していないシンプルプランが別々の契約として用意されています。

たばねたの場合は通話をあまりしないのでシンプルプラン(ケータイ)を契約しています。

シンプルプランの詳細は次のとおり。

2年定期契約ありの場合は月額980円(税別)となっています。

旧プランの場合は原則これにパケットプランとインターネット接続サービス(spモードなど)の契約が必要となりますので、シンプルプランでの最低料金は次のとおりとなります。

■基本プラン  Xi シンプルプラン
 《980円》※無料通話分なし
■パケットプラン ケータイパック
 《300円》
■インターネット接続サービス spモード
 《300円》
 ---------------------------------
【月額】1,580円(税抜)

新料金プラン(ケータイプラン)【2019年6月1日~】

それでは、2019年6月1日から提供されている新料金プランを見てみましょう。

ガラホ(ケータイ)に用意されているプランは月額1,200円(税別)の1種類のみとなっています。

そういう意味では一見、総務省の目論見どおり、非常にわかりやすい料金形態になりました。

旧料金プランで選択できたカケホーダイ(かけ放題)とカケホーダイライト(5分以内通話料無料)については次のとおり音声オプションという形で用意されています。

旧プランではシンプルプランとカケホーダイプランの差額が1,220円/月(税別)、シンプルプランとカケホーダイライトプランの差額が220円/月(税別)となっていましたので、音声プランだけ考えると単純に480円/月(税別)の値上げと言えるでしょう。

ただし、新料金プランにおいてはパケットプランとインターネット接続サービス(spモード)が原則、基本プランに含まれています。

旧プランと同様にまとめると次のとおりです。

■基本プラン  Xi ケータイプラン
  《1,200円》※無料通話分なし
 ■パケットプラン(100MB以上は速度制限)
  《0円》※基本プランに含む
 ■インターネット接続サービス spモード
  《0円》※基本プランに含む
---------------------------------
 【月額】1,200円(税抜)

最も安価なドコモの音声プラン(旧プラン、新プラン)の維持費を比較する

先に述べた旧プランと新プランについて、音声通話のみの利用を想定した場合の維持費を表にまとめてみます。

比較項目新【ケータイプラン】旧【シンプルプラン(ケータイ)】
基本プラン名/料金【月額】
(2年定期契約)
ケータイプラン
1,200円(税抜)
シンプルプラン(ケータイ)
980円(税抜)
ISP(spモード)【月額】(基本プランに含む)300円
パケットプラン【月額】(基本プランに含む)
※100MB分
ケータイパック
300円~4200円
※最大2GB
最低維持費計【月額】1,200円(税抜)1,580円(税抜)
その他■カケホーダイ
+1,700円(月額)
■カケホーダイライト
+700円(月額)

※指定外デバイス料金なし
■カケホーダイ
+1,220円(月額)
※パケットプラン、ISP未契約可
■カケホーダイライト
+220円(月額)
■iPhoneなどで利用した場合、各々指定外デバイス料金+500円(月額)

表のとおり、通話のみの利用を前提とした場合、新旧プランの維持費を比較すると、新プランでは360円/月額(税別)ほど安く維持できることになります。

さらに後述しますが、旧プランの懸念事項だった「指定外デバイス料金」の発生についても考える必要がなくなるかもしれないことを考えると改善と言えるでしょう。

一方で、カケホーダイやカケホーダイライトの契約を考えている方は、新プランでは前述のとおり480円/月の増額となりますので、プラン全体の差額は月額で120円ほどの増額になっていることに注意が必要です。

指定外デバイス料金について

指定外デバイス料金についての関連記事はこちらになります。

ドコモプラン「指定外デバイス料金」と「ケータイパック」の補足に注意!

ザックリと要約すると。

契約しているデバイス(ここではケータイ)のSIMを他のデバイス(ここではiPhone)に入れて使ったら、表にしたがって追加料金取りますよ

ということです。

具体的には、ガラホを想定している(契約した)旧プランのシンプルプラン(ケータイ)で契約したUIM(SIM)を、手持ちのiPhoneなどで使用して通信させた場合は、それに応じた契約との差分を追加料金として徴収するといったものです。

ドコモ新プランでの指定外デバイス料金はどうなるのか?

こちらに新料金プランの提供条件書があります。

新プランの提供条件書の中からは「指定外デバイス料金」という文字が無くなっています。

都合よく解釈すれば、指定外デバイス料金については新料金プランのケータイプランでは発生しないと言うことですし、万が一パケット通信が発生しても、旧プランのケータイパックのように従量制(通信に応じて課金)ではなく、100MBを超える通信では速度制限がかかるという内容になっていますので、パケット通信による事故は基本的に発生しないということになります。

さらに、従来のカケホーダイライトプラン(ケータイ)やカケホーダイプラン(ケータイ)であればiPhoneで契約した場合、500円(税抜)の指定外デバイス料金がかかりますので、例えばカケホーダイライトプラン(ケータイ)だと実質220円+500円=720円ですが、新料金プランでは700円の追加料金となっていますので、やはり旧料金プランより安価だと言えます。

ただし、懸念事項としては

  • ケータイプランで契約したUIM(SIM)は契約したデバイス(ガラホ)以外では利用不可とする
  • ケータイプランで契約したUIM(SIM)を契約したデバイス(ガラホ)以外で利用した場合は強制的にスマホのプラン(ギガホ、ギガライト)分の請求となる

といったことも考えられます。

旧プランの「指定外デバイス料金」相当の新プランの取扱いについては、たばねた自身が検証したものではありませんので、こちらについての検証結果について是非コメント等で情報を頂けると有難いです。

同時に、このことで不利益が生じた場合は一切の責任をとることができませんのでご注意ください

まとめ

物理的に2枚のSIMを挿すことができる、デュアルSIM香港版iPhoneを使ってDSDSを実現するため、これまでのドコモの料金プランとMVNOの検証を行ってきましたが、2019年6月1日にドコモが新料金プランをスタートさせ、記事の内容が追い付かなくなってしまいました。

それを解消するため、旧プランと新プランの比較をして、これまでの記事を補足するための記事を書かせて頂きましたが、私自身が契約変更をして検証したものではなく、あくまでもプラン内容を確認しての考察となります。

それでも、新旧プランの比較と内容の検証をおこなっていますので、今後の皆様の参考になれば幸いです。

記事でも書きましたが、ドコモの電話番号で通話の環境を維持する最低の維持費については、今回の新プランによって減額となっています。

そう考えると新たに検討している方は、あまり悩まずに新プランを受け入れることができるのではないでしょうか。

ただし、旧プランで運用している方は、新プランへ変更した後、旧プランへ戻ることはできないようですし、かけ放題プランなどの負担増もありますので、十分考慮してプラン変更することをお勧めします。

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