フリマアプリのあのメルカリがペイ(Pay)をはじめたぞ~
たばねたは以前からオークションやフリマアプリを用いた個人売買も多少やっています。
個人売買と言えば随分前はヤフーオークションが定番でしたが、最近はスマホで簡単に売り買いできるメルカリなどのフリマアプリの方が使い勝手が良くなってきました。
感覚としては商品の全てが即決提示のオークションといったイメージで、コメント欄から値引きの交渉をしたり、機能として購入希望価格のオファーができるなど、まさしくフリーマーケットをサイト内で実現しており、スマホのユーザインタフェースにもマッチした作りになっていて手軽感もあります。
そんな中、そのメルカリが”メルペイ”なる決裁方法を実装しました。
巷にあふれる〇〇ペイから、たばねたがメルペイ(merpey)を選ぶ理由
メルカリでメルペイが実装されて、お得っぽいキャンペーンが以前から表示されていたわけですが…
もう、PayPayだったり、LINE Payだったり、MerPayだったり、ペイペイペイペイ多すぎるってのもあるし、最近の〇〇ペイは中国のAlipey(アリペイ)のようにQRコードが主体なので、正直、たばねた自身は、めんどく…いえ、なんか色々登録して個人情報を垂れ流すのも心配だなと思って手を出していませんでした。(笑)
何より、多くの場合がクレジットカード連携じゃなくて、銀行口座との連携で、たばねたが使っている銀行の口座に対応してないというのも大きな理由の一つです。

そんなQRコード型のペイペイ電子マネーを否定していた私が、なぜメルペイを導入したかのか・・・
正直言いますと、何気なく眺めていたメルカリアプリで表示されていたアイスクリームの安さに魅かれた!
という理由が最初のとっかかりなんですが(^^;

一番の決め手はメルペイの決済方法にiDがあったことに他ありません。
メルペイの公式HPにもありますが、メルペイの支払い方法はiDとコード払いの2種類があり、それぞれ使えるお店も異なります。

そう!iD(アイディ)ですよ奥さん!
ようするに、iPhoneを含む非接触型のおサイフケータイであれば、メルペイをiDとして追加することができる。
結果的に、iDの支払いに対応している(多分ほぼ全ての)店舗でこの決済方法が利用できるわけです。

iPhoneのApplePayとiD(アイディ)やQuickpayの親和性はとても良く、たばねたも毎日コンビニの決裁で使ってます。
さらに、後で書きますが、銀行口座の登録をしなくてもいいし、メルカリの売上金も使えるという優れもの。
これはいっちょ入れてみるかということで、今回、手持ちのiPhoneにメルペイを導入しましたので、メリット&デメリット、導入方法、実際に商品(アイスクリーム)の購入までをいくつかに分けて記事にします。
メルペイ導入のメリットとデメリット
iPhoneにメルペイを導入するメリットとデメリットを整理してみましょう。
メリット
- メルカリの売上金をiDとして使える
これはもう、とてつもないメリットです。iDの加盟店は全国に数多ありますし、ほぼすべてのコンビニ、イオンなどの大型ショッピングモールで利用することができますから、使える店を探すという不安から解消されます。
あと、iPhoneであればiDをWalletに登録できるので、ApplePayでの決済が可能になるというオマケつきです。 - メルカリの売上金をSuicaにチャージできる(2019年6月現在 iPhone限定)
iPhoneでは、Walletに登録されているクレジットカード等を使ってSuicaにチャージができるのですが、メルカリのiDについても同様に扱われるので、結果的にメルカリの売上金をSuicaにチャージできちゃいます。iDでは使いにくい場合はSuicaにチャージしちゃうなんて荒業も全然オッケー! - 結果的にメルカリの売上金の振込申請をしなくて良くなるかも?
メルカリは2019年4月23日から売上金もしくはメルペイ残高を銀行口座へ振り込む「振込申請」に対して、通常振込は200円、お急ぎ振込は400円の手数料を徴収するようになりました。以前は1万円以上は無料だったんですが、売上金などを現金化する場合に一律、手数料がかかるようになってしまったわけです。
そこでメルカリの売上金をiDやSuicaなど、強力な電子マネーとして使えることになれば、振込申請する必要も減りますので、メルカリユーザーはこれを使わない手は無いと思います。
デメリット
現時点では特にデメリットは無いかと思います。
一般的な、クレジットカードに紐づけられるiDとは若干、使用感が異なりますので、システムを理解する必要があるのがデメリットと言えばデメリットでしょうか。
設定操作は約1分!iPhoneにメルペイiDを登録したみた
ここからは図が多くなりますが、登録までの実際の画面(スクリーンショット)を見ながら順を追って解説していきます。
まず、メルカリのアプリから、[メルペイ]を選択すると、赤枠で囲った部分に【[電子マネー(iD)で支払う](設定操作は約1分、すぐにお店で使える!)未設定】となっています。

赤枠の部分をタップすると、次のような設定画面に移行します。画面下部の[次へ]と[設定画面をはじめる(無料)]をタップしていきましょう。


登録されている電話番号が古い、SMSが事情により受信できない、再送したいといった場合は、各々画面のようなボタンがあるので、そこからアプライしましょう。
最悪、通話料無料で電話して認証番号を聞くこともできますので、どうしてもうまくいかない場合はこれを利用するのも手だと思います。
ちゃんと受信できる環境であれば、次の画面ようにSMSで認証番号が届きます。


赤枠の認証番号に、SMSで届いた4桁の番号を入力して、赤ボタンの「認証して完了]をタップします。
次のように電子マネーカードが作成されました。画面に従ってドンドン進めていきましょう。


電子マネー情報を追加します。カード名に[メルペイ]と記載されていますが、基本的に編集することができないみたいですので、そのまま右上の[次へ]とタップしましょう。



iPhoneの方でカードを追加します。カード会社に問い合わせ中…というメッセージが出て、しばらく経つとApple Payの利用規約が表示されますので、画面右下の[同意する]をタップするとApplePayにメルペイ電子マネー(iD)が追加されます。



これで、設定完了となり、画面のようにメルペイのホーム画面の赤枠部分が【[電子マネー(iD)で支払う](支払い時はiD(アイディ)とお伝えください)】に変わり、赤色のカードの追加が確認できます。
mercariのカードは赤色のカードになりますが、内容としてはmastercardのiD扱いになっています。ただし、通常のクレジットカードとは異なり、お金の引き落としはメルカリに紐づけられているので、そちらの仕組みで処理されると推察されます。



iPhoneのウォレットを開くと次のように[mercari]の赤いカードが追加されていることも確認できます。

まとめ
とりあえず、手持ちのiPhoneにメルカリのiDカードを登録するところまでをまとめてみました。
当たり前のように、iPhoneのWalletに新しいカードを登録しましたが、香港版のiPhoneでも何ら不具合なくメルペイiDの登録を確認できています。
次はいよいよ、メルカリiDを使ってコンビニで買い物をしてみましょう。
