香港版 iPhone 「XS Max」 「XR」でのdocomo Xi (通話) + 格安SIM(通信)は実現するのか

iPhone
NTTドコモは2019年6月1日より新料金プランを提供しています。その関係で本ブログの記事にある旧料金プラン(カケホーダイ、カケホーダイライト、シンプルなどのケータイプラン)は今後契約できませんので、ご注意ください。
旧料金プランと新料金プランとの比較、検証、考察を次の関連記事にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。

デュアルSIM 香港版 iPhone とドコモ新料金プランの考察

2019年9月のiOS13へのアップデートによってiPhoneXS,XR,11シリーズはFOMAのSIMでの通信が可能になりました。よって、本記事は次の記事を参照してご覧ください。

【これは朗報!】iOS13ならiPhoneでもFOMAでDSDSが使えるようになった!


いよいよクライマックス!
iPhoneでDSDS(通信+通話SIM)とSuicaを同居させる

これまでのおさらい

まずは、最終的にやりたかったことは次の3点

  1. これまで2台に分けていたⅠ(通話系【docomo】)Ⅱ(通信系【格安SIM】)のSIMをiPhoneで1台にまとめたかった
  2. おサイフケータイを使いたかった
  3. 実現するための維持費はこれまでと同程度

このうち、2はクリア、3は携帯電話のプランの設定はクリアしてるが、1の結果による。

ということで、最大の検証課題である1をついにやってみる!

やってみた

実証させるための手順は次のとおり
正直、4が一番コワイです(笑

  1. iPhoneを設定してdocomo Xi(以下「通話系」)でのパケット通信を遮断する
  2. iPhoneの設定が終わったら、ドコモのサイトから(FOMA→Xi)の開通手続きをしてXiへの切り替えをする
    ※Xiへの切り替え後、電波を掴まなかったら失敗・・・
  3. iPhoneの状況を確認
    ※通話や通信ができるか、大きな不具合
  4. 通信系のパケット通信をドコモのサイトで確認する
    ※sp通信が発生し、ケータイパックの上限額が請求されていたら失敗・・・

iPhoneを設定してdocomo Xi(以下「通話系」)でのパケット通信を遮断する

SIMスロット1にFOMAのSIMを、SIMスロット2に格安SIMを入れる
[設定]-[モバイル通信]から次のように設定します

特に難しい設定ではないですが、音声回線に音声系モバイルデータ通信に通信系のSIMを指定します。
こうすることで、通話系に割り当てるSIMと通信系に割り当てるSIMを指定することができ、通話系の方ではspモード通信が発生しなくなります。(多分・・・)
ここで逆にすると悲惨なことになるので注意してください。
この時点では、まだFOMA側は圏外です

iPhoneの設定が終わったら、ドコモのサイトから(FOMA→Xi)の開通手続きをしてXiへの切り替えをする

いよいよ開通手続きします。docomo Online Shopから順を経てクリックしていきます

注文を確定させると・・・・

しーーーーん
圏外のままです(笑 マジか!
ここは、一旦機内モードで再検索させればいけるはず(震え声)

ドキドキ

おぉ~~!見つけてくれました!
と同時に、NTT DOCOMOからのSMSが届くおまけつき

発着信のテストとWeb閲覧などのモバイル通信テストをしてみる

まったく問題ありません
まさに、iPhone 1台で、通話系と通信系の2枚のSIMで運用し、おサイフケータイも使えちゃう

ここまでは夢にまで見た環境です!

ただし、上の画像を見ていただくとわかりますが、FOMA(もといXi)の方は4G(つまりLTE)の表示はありません。
通信規格としては3Gを掴んでいますので、DSDVではなくDSDSで動いていることがわかります。

今年中にiOSのアップデートでDSDVに対応するという噂もありますが、その辺りは定かではなく、またその時が来ましたらご報告したいと思います。

ここまでは順調ですね~!
あの問題さえクリアしていれば、もう完璧ですよ・・・そう、あれです・・・

つづく・・・

通話系SIM(docomo)と通信系SIM(格安SIM)を同居させたけど、アレは大丈夫?

ドコモプラン「指定外デバイス料金」と「ケータイパック」の補足に注意!

スポンサーリンク