Pontaってローソンのポイントシステムじゃないの?
私が思いつく限り、Pontaはローソンで買い物をしたときにポイントがもらえるってぐらいの認識だったのですが、調べてみるとPontaってローソンだけじゃないんですね。
共通ポイントプログラムとなっていて、提携企業にはコンビニの”ローソン”をはじめ、”じゃらん”、”シェル石油”、”GEO”、”ポンパレモール”、”ホットペッパー”、”ケンタッキーフライドチキン”などなど色々なところで利用することができます。
Ponta Web(公式)から引用すれば
ローソンでおにぎりを買って、ポイントをためる。たまったポイントをつかって、GEOでDVDをレンタルする。
その帰り途中、昭和シェル石油に寄って、ポイントをつかってガソリンを入れてから、お家に帰る。
Pontaなら、ポイントを「ためる」「つかう」が自由自在。それが、共通ポイントプログラムです。
ということらしいですが、私の場合は、ほぼローソンで買い物するときにカードを掲示してポイントをもらう、みたいな使い方しかしてませんでした(笑
そんな使い方しかしてないのに、なぜ記事にしようと思ったか
それは、iPhoneのWalletにPontaカードが登録できるようになり、ApplePayで決済をすると、Pontaカードの提示をしなくても自動で読み取ってくれるという、なんとも香ばしいサービスが提供されたことによります。
Pontaカードを持ち歩かなくてもよくなる
このサービスが提供されてすぐに思ったのは、Pontaカードをいちいち持ち歩かなくても、ローソンで買い物するときはPontaポイントがもらえる。

ってことで、すぐに実行です。
ちなみに、Pontaポイントを集めるにはPontaカードを作成する必要がありますが、共通プログラムとしているだけあって、色々なPontaカードがあります。
例えば、GEOの会員証と一体になっているものや、ローソンに関係するものだけでも、ローソンPonta、おさいふPonta(プリペイド決済機能付き)、クレジット機能付きのJMBローソンPontaカードVisaなどなど、もうそれはそれは沢山ありすぎます(汗
主なPontaカードは次のとおりですが、これ以外にもクレジット機能付きのものがあることを考えるとカオスですね~

私はこういう煩わしい提携カードを作るのが面倒だったので、純粋にタヌキだけが描かれている一番上のPontaカードを使っていましたが、ここの記事では、あくまでも、iPhoneのWallet機能を使い、そこに手持ちのPontaカードを登録してApplePayで決済することにマトを絞って掲載します。
よって、クレジットカード決済やプリペイド決済が必要な場合は運用方法が異なりますのでご注意ください。
PontaカードをiPhoneのウオレットに登録する
Pontaカードをすでに取得して使っているというのを前提にしています。
手持ちのPontaカードをiPhoneのWalletに登録する手順を確認しましょう。
いくつか手順はありますが、私が実際にやったのは次のとおりです。
- PontaWebで会員登録をする
- iPhoneにPontaアプリをインストールする
- PontaアプリにPontaWebで登録したIDでログインする
- Pontaアプリから”Apple Walletに追加”をタップする
PontaWebで会員登録をする
私の場合はすでに会員登録済でしたので、こちらの処理は割愛しますが、Ponta Webから会員登録する必要があります。

リクルートIDとPonta会員IDを登録することになりますが、手順は公式HPを参照してください。
こちらで登録したPontaカードの番号がiPhoneのWalletに登録されるカードになります。
iPhoneにPontaアプリをインストールする
この作業もそれほど難しい手順ではありません。
App Storeの検索で”Pontaカード”とすると見つけることができますので、サクッとインストールしましょう。

レビューの星が少ないのは、ご愛嬌です(笑
ただ、このサービスが始まる前は確かに、このアプリの存在意義がいまひとつ理解できないぐらいのアプリでしたので・・・しかたないところです。(サービスが始まった後でも・・・ゴニョゴニョ)
PontaアプリにPontaWebで登録したIDでログインする
インストールしたPontaアプリを開くと、下記の画面がでますので、赤枠の”すでにPontaカードを利用している”をタップして、PontaWebにログインします。
この際に、上記手順のリクルートIDとパスワードが必要となります。


赤枠で囲った”次回から自動ログイン”にチェックを入れることで、一度ログインしておけば、最ログインする必要はありませんが、ログインする毎にパスワードの認証に加えて、下の追加の本人確認(認証コード)が必要になります。

Pontaアプリから”Apple Walletに追加”をタップする
Pontaアプリにログインすると画面中央ぐらいのところに”Apple Walletに追加”という黒い帯が表示されています(赤枠の部分)。
この帯をタップすることで、AppleWalletにPontaカードが登録されます。

赤枠の”自動で選択”にチェックを入れることで、記載のとおり、Pontaカードが求められる場合に、ここで登録するカードが自動で選択されるようになります。

次の画面でメールアドレスを登録して、右上の”次へ”をタップしていけば登録完了です。
Apple Walletの画面からPontaカードが登録されていることを確認できます。

ただし、上の画像のとおり、このPontaカードはすでに登録されているクレジットカードのグループとは別に分けられているので、あくまでもポイント用のカードとして線引きされているようです。
コンビニのレジでは”ApplePay” or ”QUICKPay”のドッチでコール??
過去にApplePayでっ!とドヤったトラウマ
実は、新しいiPhoneを手に入れてSuicaやクレジットカードを登録した後、ApplePayを使いたくて(嬉しかったので)近所のローソンに行って支払いしたのです。
その時、”ApplePayでっ!”とドヤ顔でコールしたんですが・・・


【心の声】(ええええ・・・ApplePayって言わずに本当はiDとかQUICKPayって言うのか・・・ハズカシー)

【レジ】グイックペ~
こんなやり取りがあってからは、それ以降、支払いの際には必ず「QUICKPayで」とか、「iDで」とかコールしてたのです。
QUICKPayで決済したらポイント付かないじゃん
これまでの支払いプロセスは
- Pontaカードを提示する
- QUICKPayで支払いをする
で、新たなサービスではiPhoneのWalletにPontaカードを登録しておけば、ApplePayでの決済だけでポイントも付与されるという話でしたので、トラウマを抱えていた私はApplePay=QUICKPayだと思い込んでおりPontaカードは当然掲示せずに
- QUICKPayで支払いをする
というプロセスで支払いをしました。
レシートを確認すると、無情にもそこにはPontaポイント付与の項目がなかったではありませんか(涙
で、公式HPを調べてみると、ありましたよこんな記述が!それもちっこい字で・・・

小さい字で補足されていますが、「Suicaで」、「iDで」、「QUICKPayで」、「クレジットで」という形で決済した場合はPontaカードが同時に読み込まれませんとなっています。
実際、「ApplePayで」と伝えても、結果的に登録されているクレジットカードのQUICKPay(もしくはiDなど)で処理されますが、Pointは付与されます(つまりPontaカードが同時に読み込まれます)ので、明らかに内部処理が異なっています。
レジのおばちゃんが一番最初にApplePayのレジの決済ボタンを見つけてくれれば(多分、林檎マーク+Payという表記をApplePayと理解してなかっただと思っています^^;)こんな事にならなかったのにとボヤきたくもなりますが(笑)、ApplePayとQUICKPayって処理が違うんだなと体験できたのは大きな収穫でした。
ちなみに、Walletに登録されていないカードやプリペイド機能付きの「おさいふPonta」などで決済する際は、やはり物理的にPontaカードを掲示するか、もしくはWalletのPontaを選択してレジのリーダーに読み込ませる必要があります。
あくまでも、私のようにPontaカードを登録したiPhoneで、Apple Walletに登録しているカードを使ってApple Payで支払う方はメリットがあるかと思いますので、運用を検討してはいかがでしょうか。