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2016 冬季限定 スノーホース(Snow horse) ムーミン マグ
フィンランドの名窯であるARABIA(アラビア)とムーミンのマグカップのお話(関連記事)はこちらです。
2016年の夏季限定で発売されたミッドサマー(Midsummer)に引き続き、その年の冬季限定で発売されたマグカップ、スノーホース(Snow horse)を紹介したいと思います。
2016年の冬に限定発売されたスノーホースの商品概要
2006年以降、夏と冬に限定販売しているアラビアのムーミンシリーズのマグカップ。
そのうち2016年の冬季限定で販売されたものが、こちらの「スノーホース: Snow horse」となります。Snow horseの意味はそのまま「雪の馬」ですが、この頃の冬季限定マグは雪深いフィンランドらしく、小説「ムーミン谷の冬」から多くのカットをチョイスしています。
2010年~2017年ぐらの8年間ぐらい、冬の限定マグは興味ない人が見ると違いがあまりわからないぐらい配色が似ています。こちらのマグカップの特徴はやはりその名のとおり、白い雪の馬が描かれているところで、よく見ると構図や線が緻密であることに気づかされます。
たばねたが、このマグで特に気に入ってるのは「大きな白い馬(雪の馬)」を見た時のムーミンの表情です。物語では、ムーミンがこの馬に遭遇した時、彼はこの馬が雪でできていることを理解しておらず、不安そうに声をかけているのですが、そのムーミンの心情がとても上手に描かれています。
一見、白を基調とした何げないデザインですが、よく見るととても味のある内容になっていて、トーベ・ヤンソンとトーベ・スロッテのムーミン愛を感じることが逸品です。
Source:ARABIA Official Site
引用元:アラビア公式
商品詳細
冬季限定マグの多くにみられるように、カップデザインはトーベ・ヤンソン作・絵の「ムーミン谷の冬」からのいくつかの挿絵を採用しています。
引用元:ムーミン公式(英語)
実際の写真はこのようになります。



ここでは、早々に冬眠から目覚めたムーミンがムーミンハウスを出たところで大きな雪の馬(Snow horse)に出逢う場面が描かれています。
真っ白な雪に覆われたムーミン谷、夏に見ていた景色とは全く違っていて、ふだん冬の間は冬眠しているムーミンには当然その世界が理解できません。
一足先に冬眠から目覚めたムーミンが部屋を見渡すと、ムーミンママがいつも大切にしている宝物の銀のお盆が見当たりません。(そうです、2017年冬季限定マグでリトルミィがソリ代わりに使っていたあのお盆です)
他にもいろいろ無くなっていることに気づいたムーミン、その行方を調べるために彼はムーミンハウスの外に出ます。
冬眠をしない、おしゃまさん(トゥーティッキ)に聞いてみようとムーミンハウスを出ると、そこには大きな白い馬が。ムーミンが不安を抱えながらその馬に声をかけると、彼はその馬が雪でできていることに気づきます。
一方、マグカップの左側に描かれているのはスキーをしているヘルム族のヘムレンさんと、やせっぽっちの犬のメソメソです。
犬が大好きなヘムレンさんは、水遊び小屋で眠っていたメソメソをしきりに外に誘いだします。
メソメソはボロボロの毛糸のケープと帽子を深くかぶって、見た目からして面倒くさそう。彼はスキーをするより、とっても憧れているおおかみの夢をみていたいのに。
そんな冬のムーミン谷も、いよいよ春を迎える準備をはじめます。
春になれば、ムーミンは親友のスナフキンとの再会が待っていますが、それは2017年冬季限定マグカップにも写しとられています。
こちらのマグカップでは、2014年~2017年の冬季限定マグと同様、ゆったりとした色合いで、雪をかぶった木々なども細い線や灰色の影を用いて繊細かつ緻密に描かれています。全体的な印象は柔らかいですが、雪が降り積もっている様子を白抜きで配色するなど、とても上手に表現していて、冬の寒い夜と暖かい飲み物が似合う、そんなデザインのマグカップになっています。
また、アラビアのムーミン製品のプロダクト&マーケティングマネージャのハタイネン氏は、このマグカップのデザインについて、「ムーミンファンが求めている”繊細な色合いのデザイン”を実現できたことが喜びである」とも言っています。
バックスタンプは2016年以降に変更になった「by ARABIA」の文字となっており、下部には発売年の「2016」が印字されています。

おしゃまさん - Too-Ticky (トゥーティッキ)とトゥーリッキ・ピエティラ
こちらの2016年の冬季限定マグ、スノーホースには登場していませんが、物語のこの場面のキーキャラクターになっているスノーホース(雪の馬)を作ったのは、”おしゃまさん”というキャラクターです。
おしゃまさんはアニメではToo-Ticky(トゥーティッキ)とう名前でムーミン谷の冬に登場します。
実は、この、おしゃまさん(トゥーティッキ)というキャラクターは、トゥーリッキ・ピエティラという女性がモデルになっています。トゥーリッキはムーミンの原作者であるトーベ・ヤンソンとも深い親交があったパートナーで、フィンランドのアート界でも有名なグラフィックアーティストの一人です。
彼女はARABIAのムーミンフィギュアの原型や、2017 Moominvalley のカップデザインにもあった、タンペレ市にあるムーミン美術館に展示されている数多くの作品も手がけています。
おしゃまさん(トゥーティッキ)とトゥーリッキは、姿も、手先が器用なところもそっくりで、ムーミンの執筆に行き詰まっていたトーベ・ヤンソンを支えて、ムーミン谷の冬の完成に大きな役割を果たしたといわれています。
出展(Source):moomin official site
ここでも採用されている「ムーミン谷の冬」
冬季限定のムーミンマグでは定番中の定番、ムーミン谷の冬を最初に描いた小説「ムーミン谷の冬」からは、多数の構図がARABIAのムーミンシリーズに採用されています。
スノーホースで使われた挿絵は「ムーミン谷の冬」の数枚の挿絵を使ってリデザインしており、マグカップのネームにも使われているSnow horseをみてムーミンが不安を感じている様子をとても上手に表現しています。
”見えるものだけが、すべてじゃない。”「ムーミン谷の冬」もこちらにご紹介させて頂きますので、気になる方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
◆各社で販売されている「ムーミン谷の冬」
2016年冬季限定「Snow horse」のレア度は?
2020年3月時点では
4点 / 10点中です。
こちらのマグカップは2016年限定となっており、発売されてからすでに3年以上経っていますが、まだ定価で購入することができます。
2017年~2014年、2013年~2010年のウィンターマグは雪深いムーミン谷の景色を写し取った冬らしいデザインになっていて、同じような雰囲気のマグカップになっています。
ただし、こちらの記事でも書いたように2017年~2014年のシリーズは、その前の4つのマグのデザインと比較して、細かい線と灰色の影を用いた繊細なタッチの書き込みがなされており、やはり並べてみると各々の良さが見てとれるものになっています。

発売日、購入方法など
【発売日】 2016年冬
【価 格】 4,000円(税抜)
【その他】2020年3月時点でオンラインショップで購入することができます。
まとめ
ムーミンマグカップのレビュー、2016年冬限定の「Snow horse」を取り上げました。
冬季限定マグらしく、雪深いムーミン谷のワンシーンを切り取った2016年マグですが、物語と同じように、2017年冬季限定マグの「Spring winter」にカップデザインもつながっています。
2016年と2017年を並べて「ムーミン谷の冬」を想いながらデザインを楽しむのも良いですね。
こちらのマグはまだ購入はできますが、当然、限定マグになっていますので、市場から消えれば手に入れるのが難しくなります。定価で手に入る今のうちに購入しておくことをオススメします。
他のマグカップ(関連記事)
参考書籍
◆2019年のムーミン公式ファンブックです。ムーミンバレーパークの特集あります。
◆1990年から販売された、ちょっと可愛くて、ちょっと奥深いムーミンマグの物語です。
◆フィンランドの名釜、ARABIA(アラビア)のステキな食器の写真と解説が掲載されています。


Source:ARABIA Official Site











