《目次》
どうもです!たばねた(@tabaneta_)です。いつも、たばねたブログをご覧頂きありがとうございます。今回の記事はこちらになります。
ロクシタンのシアバター、ハーバルバームを男性(おっさん)目線でレビュー
乾燥する季節と乾燥肌、そして新型コロナウィルス対策で手洗いうがいを頻繁に行うことで、たばねたの手はカサカサを通り越して、なんだかアカギレのような状態になってきました。
同じような理由で、皮膚科の受診者数は増えているようで多くの方が肌へのトラブルを抱える状況になっているようです。
そこで、最近になって、たばねたが使い始めたロクシタンのシアバター(100%)、ハーバルバームについて、その使用感を男性(中年)の目線でレビューしたいと思います。
なぜ、ロクシタンのハンドクリームなのか

そもそも、たばねた自身はハンドクリームなるものに興味もあまりなく、そういうものを使うということにも抵抗があったりします。
その理由は同意を得られえるものもあれば、大概意味わからない(同じ世代には同意??)ものだったりします…
- ハンドクリームの香りがそもそも苦手
- ハンドクリームの効能に否定的
- 手に塗った薬品などが目や口に入るのが気になる
まず、ハンドクリームの香りが苦手というのは、結構多くの人に共感してもらえるのではないでしょうか。特にフランス製の商品は特にその傾向が強いイメージです。
たばねたは紅茶も好きでよく飲みますが、着香しているフレーバーティーをとってもイギリスのフォートナム・アンド・メイソン(Fortnum & Mason)と、フランスのマリアージュフレール(MARIAGES FRÈRES)の茶葉の香りを比較すると、明らかに後者の方が強い香りの商品が多いです。
フランスの化粧品メーカーであるロクシタンの商品も多分に漏れず、女性向けのハンドクリーム等は良く言えば優雅な香りの製品が多く、私はこれが苦手でロクシタンの店を見かけても入ろうともしませんでした。
ハンドクリームや化粧品の効能に否定的という部分については、ハッキリ言って難癖つけてるだけなのですが(笑)、昭和生まれのおじさん世代にはある程度、同意されるのではないでしょうか。
そもそも、病気は気合で治すみたいな考え方の世代で、男子が医薬品ではない市販のハンドクリームなんぞを使うなんてもってのほかぐらいの勢いなのです。
そして、最後に化粧などをしない男性だけかもしれませんが、手や顔に塗った商品が目や口に入ることへの抵抗です。
たとえば、個人的にはハンドクリームと言えばニベアの青缶が思い浮かぶぐらいですが、商品としての効果はあっても目をこすったり口に入ったりというのにちょっと抵抗があるわけです。
さて、ハンドクリームに対して、こんなに否定的なイメージを持つ私が、なぜフランス製のロクシタンのハンドクリームを使うようになったのか、実際使ってみた商品のレビューをもって説明しましょう。
ロクシタンのシアバター100%クリーム

ロクシタンのシアバターと言えば、多くの女性の間では広く知られている代表的な商品となります。

パッケージは写真のような缶に入っていて、内容物は上の写真にもあるように乳白色です。



こちらの記事はシアバターを使い切ってしまった後に書いてますので、シアバターが無い状態の写真になっています。小さい缶(10ml)ですが、1日に少量を1,2回使用しておおよそ2ヶ月ほど使うことができました。
成分としては表記されているものは、シア脂のみ(100%)となっており、香料の類のものも入っていません。

詳細はシアバター(Wikipedia)の記載にもありますが、原料はアカテツ科のシアーバターノキと呼ばれる植物の種子の胚から得られる植物性脂肪です。
日本的に言えば、椿油(つばきあぶら)、そしてオリーブオイルなどもコレに似たもので、成分に不飽和脂肪酸であるオレイン酸を多く含んでいることから、おおよそのイメージはつかめるかと思います。
シアバターは常温で固形であり、およそ体温の36度程度で溶解して肌に浸透するという特徴をもっており、その性質から前述の椿油やオリーブオイルとは異なり「オイル」ではなく、「バター」と称されています。
完全に個人的な感覚ですが、かたさ、伸び、香り、保湿力、使用感を5段階で評価すると次のようになります。
かたさ:★★★★★
伸 び:★★★★★
香 り:★★★☆☆
保湿力:★★★★★
使用感:★★★★☆
価 格:1,200円(税抜)【10ml】、4,900円(税抜)【150ml】
かたさ
これはもう、正直、クリームという感じではないです。
見た目は写真のとおりで、容器の中では乳白色の固形になっており、肌にのせるまでは溶けないので、冬場は指ではすくえないぐらい固いです。ですので、たばねたは容器に金属製のクリップを入れておいて使用する分を削ってました。
肌にぬると体温で溶けますが、それでも手指をマッサージする感じで伸ばしていく必要があります。
伸び
むっちゃ伸びます!
おおよそ、小豆大の量を手に取れば両手になじむぐらいになります。マッサージすることで肌になじみますし、手もぽかぽかしてちょっと心地良いです。
手に塗布した直後はかなりベタつきますので、その指でスマホとかを操作するとしっかり指紋がつきます。ただ、しばらくすると何故かサラサラして気にならなくなり、この点はすごく気に入っています。
香り
これ、多くのブログなどでは無味無臭と書かれていたりもするのですが、たばねたはこちらの商品の香りを感じますし、これが一番の不満点です。
手にぬった瞬間に香りを一番強く感じますが、香料というより、種(胚)特有のニオイがします。たとえて言えば、生の種をすり潰した時に香る生臭い感じのニオイでしょうか。
気にならない人もいれば、この香りがナチュラルで良いという人もいると思いますが、気になる方は一度サンプルを確認したほうが良いでしょう。
ただし、私自身もロクシタンの店舗でそれを使ってみてよさそうだから買ったわけで、その時はあまり気にならなかったんですよね…
原料が植物性脂肪ですので、購入したものは保存状態が悪く酸化した商品なのかとも考えましたが、購入元は百貨店のロクシタンの直営店でしたし、製造ロット番号で確認しても製造日は数カ月前の商品で問題なさそうでした。
保湿力
保湿力は抜群だと感じます。
少量、手に取って伸ばすと、手に薄い油の膜が張ったような感じで、シットリ感が長時間保たれます。少しカサついてきたなと感じたら、再度マッサージすると多少シットリ感が復活するぐらいで良いです。
使用感
★5の満点をつけたいですが、香りと手にぬった直後のベタつきが強いため、★を4つにしました。
なにより、原料が植物の種のみというシンプルさと安心感!赤ちゃんにも使えるということからもロクシタンのこの製品に対する自信がみてとれます。
たばねた的には、この二つのデメリットが無ければ、理想的なハンドクリームの一つです。
2020年1月に新発売のロクシタンハーバルバーム

こちらのバームは2020年1月29日に販売されたロクシタンの新製品となります。
気になる商品でしたので、販売してすぐサンプルを使ってみたものの、先に購入したシアバターが残っていたので、後に購入しようとしたら地元の店舗では小さなサイズは売り切れになってしまいました。結構売れているようです。
パッケージは写真のような黄色の缶にになっていて、内容物も黄色です。



成分としては表記されているものは、次のとおりで、シアバターと比較するとかなり多くの原料を配合していることが分かります。

ヒマワリ種子油、シア脂、ベヘン酸グリセリル、トリベヘニン、ミツロウ、アーモンド油、オリーブ果実油、ヒポファエラムノイデス果実油 、アルニカ花エキス、トウキンセンカ花エキス、ヘリクリスムイタリクム花油、ラベンダー油、トコフェロール、香料
今はシアバターが無くなり、前述のとおりニオイが気になっていたので、こちらを使用しはじめましたので、シアバター同様、かたさ、伸び、香り、保湿力、使用感を5段階で評価してみます。
かたさ:★★★☆☆
伸 び:★★★☆☆
香 り:★★★★★
保湿力:★★★★☆
使用感:★★★★☆
価 格:1,800円(税抜)【15g】、4,900円(税抜)【100g】
かたさ
シアバター比較すると各段に柔らかいです。
常温で固形を保っていますが、指でも十分すくうことができますし、使用量を調整しながら取ることができます。
伸び
手にぬった感じでいえば、スッと伸びて消えてしまう感じですが。伸びが悪いわけでは無く、シアバターと同様に手指をマッサージして伸ばしていくことができます。
ただし、同じ感覚でなじませようとすると、シアバターの5割増ぐらいの量が必要でしょうか。
香り
個人的にはとても好きな香りです。
このハーバルバームはシアバターを主として、アーモンドオイル、イモーテルエッセンシャル、ラベンダーエッセンシャルオイル、アルニカ花エキスの植物原料から構成されています。
店舗で聞いた話では、シアバターの配合量を含め、オフィシャルにはどういう分量で配合されているかは公表されていないということですが、香りは人工的なものではなく、自然由来のハーブっぽい香りがします。それも肌に塗布した直後はそれなりに香りますが、しばらくするとニオイも弱まります。
香りについては、無臭とは言えないので、気になる方は店舗でサンプルを手に取ってみて、実際に手に塗ってみてしばらくした後の香りも確認したほうが良いかもしれません。
保湿力
最初のひと塗りの感じでは、微妙・・・だと思ったら結構よかった!悪くないです。
ただし、保湿力は★4としましたが、シアバターの★5と比較すると★1つ以上の差があります。
シアバターのようにベターっと伸びてく感覚はなく、スッと伸びるので、手がベタベタして保湿してる感じではありませんが、手指全体になじませると、サラサラ感を残したままシットリした状態が続きます。ただし、保湿力という観点から見るとシアバターの方が圧倒的かもしれません。
シアバターがその成分で保湿しているのに対して、ハーバルバームは手の保湿力を引き出して保湿力を補ってる感覚でしょうか。
全成分を表記のルールとして、配合量の多い順で記載するとなっています。缶の裏に表記されている成分表でシア脂が2番目に表記されていることから、シア脂は50%以下の配合量だと予想されます。
あまりベタベタしないのに保湿されているので、個人的にはこちらの感じの方が好きです。
使用感
総合的にみてとても良いです。
シアバターの保湿力が良すぎて、それを考慮すると★4ですが、ハンドクリームとしてはやはり最適の部類かと思います。
シアバター同様、原料が自然由来のもので、やはり安心して使用することができますし、この香りが苦手でなければおススメの逸品です。
結局、シアバター100%とハーバルバームではどっちが良さそう?
シアバター(100%)とハーバルバームの両方に言えることは、どちらの商品もロクシタン(公式HP)のキャッチコピーにもなっている「100%ナチュラルな大自然からの贈り物」ってことで、原料にほぼほぼ自然由来のものを使用しているということです。
そもそも、ロクシタンの商品は植物療法やアロマテラピーの理念に基いて作られており、製品に対して過度の添加物や着色料の類のものを使用しておらず、ローズやオレンジ、ラベンダーなどの花や果実、緑茶、蜂蜜、オリーブやアーモンドなど100%植物由来の原料を使用しています。
どちらの商品もリップクリームとしての使用を推奨しているぐらいですから、少量であれば口に入っても問題なく、天然由来であれば、多少目をこすったぐらいなら問題ないかと思われます。
※あくまで個人的な主観ですが…
これは、もうオッサン(たばねただけ??)の心をぐっと掴むファクターであったりします。
話はそれましたが、実際、使ってみてどちらが良かったかということですが、正直どちらも捨てがたいです。
シアバターを使用していたときは、サンプルで使った時のハーバルバームの香りと製品の使いやすさがずっと頭にあって、早く切り替えたいと思ってましたが、ハーバルバームを使用しはじめると、シアバターの伸びのよさや保湿力が捨てがたく、両方を混ぜて2で割ったものを使いたいという感じです。
といっても、そういう使い方は出来ませんので、二つ持って朝と就寝前はシアバターでしっかり保湿して、日中はハーバルバームで保湿力を補うなんて使い方も良いですし、肌の乾燥の度合いによって両方を使い分けるのも良いのかもしれません。
特に冬場やエアコンなどで非常に乾燥する環境にいるときは、シアバターが欲しくなります。(気温が低いと体温で溶解させて伸ばすのは大変ですが・・・)
どちらにしろ、両方持っていても、どちらか片方だけ持っていても、満足できる商品なのではないでしょうか。
ちょっと気になる商品 ヴァーベナ アイスハンドクリーム
今回はシアバター100%と、2020年1月に新たに発売されたハーバルバームの2種をハンドクリームとして利用していますが、これから暖かくある程度湿度がある季節に移行すると、どうしてもちょっとこの二つでは重たい感じがしています。
HPのレビューをみると、こちらのヴァーベナの評判が良いので、夏ぐらいになったら考えてみようと思っていますので、またこちらでも紹介できれば良いかなともおもっています。

最後に
この記事では、男性目線でロクシタンのシアバターとハーバルバームの使用感をレビューしてみました。
意識高い系の女性の方々が愛用しているこちらの商品についてレビューするなんて、とても僭越だったりもしますが、そもそもハンドクリームに興味を持たない中年男性が、同製品に興味を持って使い始めるということを記事にしてみても良いかと思いましたし、新型コロナウィルスで肌のトラブルを抱えている同年代の特に男性の方への参考になればと思いましたので、そこはご容赦頂ければと思います。
そもそも、こちらの商品を使用し始めたキッカケは家族のショッピングに付き合って、暇を持て余していたときに手にとったシアバターのサンプルがとてもよく、手に塗った感じと、フランス製品特有のバラみたいな香りとかがしないという単純な理由からであったりします。
何事もここの製品はニオイが強いものばっかりだとかの思い込みは良くないなと反省しつつ、今では手放せない商品となっていますし、この記事が気になれば、一度店舗にいってサンプルを手に取って頂いても良いのかなぁとそんな気がするわけです。
新型コロナウィルスに負けないように、手洗いうがいを徹底しつつ、ハンドケアをしていきましょう。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。