以前はクレジットカードというとツケや後払いのイメージが強く、親の世代に言わせるとあまり体の良いものではありませんでした。
ところが、昨今のクレジットカードや電子マネーは決済手段としてスタンダードなものになり、現金で支払いをするよりもスマートで、かつポイントなども還元され、多くのユーザが利用するものとなっています。
特に、インターネットで買い物をする場合の決済方法として、最も強力な手段になっているのではないでしょうか。
多分に漏れず、たばねたもクレジットカードを何枚か所有していますが、その中でメインで使用しているのは純国産の国際ブランドであるJCBが発行しているゴールドカードとなっています。
なぜ、JCBのゴールドカードをメインカードにしているかは、別の記事で詳しく書きますが、ここでは、JCBというブランドと、JCBが発行しているクレジットカードについてざっくりまとめてみます。
JCB 【OS】 (Original Series)はJCBが発行するプロパーカード
プロパーカードってなに?
そもそも、クレジットカードのプロパーカードとかって何を指すのでしょうか?
一般的に、世の中で発行されているクレジットカードは次の二つに分類されます。
- プロパーカード
- 提携カード
この二つを分類する判断基準としては、どの会社がそのカードを発行しているかというところにあります。
例えば、クレジットカードのサイトなどで良く紹介されている楽天カードなどは、提携カードの代表的なものです。
下の図のように”楽天”という会社が発行している ”MasterCard”、”JCB”、”VISA”というように、楽天と各々のクレジットカードの国際ブランドが提携して発行しているのをイメージするとわかりやすいでしょう。
これに対して、プロパーカードは、クレジットカードの国際ブランドである、”JCB”、”ダイナースクラブ”、”VISA”、”MasterCard”、”AmericanExpress”などに代表される国際ブランド自体が発行するものを指しています。
ただし、VISAやMasterCardについては原則、独自に発行しているクレジットカードはありませんので、現時点(2019年現在)では”AmericanExpress(アメリカンエクスプレス)”、”JCB”、”Diners Club(ダイナースクラブ)”の3社のみがプロパーカードを発行していることになります。
JCBというブランド
クレジットカードに興味のある方なら周知の事実ですが、JCBは1961年に当時の三和銀行と日本信用販売が共同出資して誕生した、国内金融資本による“純国産”のクレジットカード会社です。
アメリカで最初に発行されたクレジットカードに学び、日本的な要素を加えながら独自性を追求し発展してきたのが、我が国が誇るJCBというブランドです。
1988年には、東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーとして運営会社の㈱オリエンタルランドとスポンサー契約を締結し、東京ディズニーランドにおいて他を寄せ付けないサービスを提供しています。
純国産であることから、サムライカードとも呼ばれ、ロシアのプーチン大統領からもJCBの持つ他国の影響を受けない自国製のシステムが絶賛されています。
JCBのプロパーカード 【OS】 Original Series (オリジナルシリーズ)
そのJCBが独自に発行するプロパーカードが JCBオリジナルシリーズ【OS】となります。
法人カードやリボ専用カードを除くと個人で発行できるものは、おおよそ次の5種(EXTAGEやWの類似省く)となります。
- JCB EXTAGE(29歳以下) ※ゴールド含む
- JCB CARD W / JCB CARD W plus L(39歳以下)
- JCB 一般カード
- JCB ゴールドカード
- JCB プラチナカード
ただし、JCB 【OS】 には特定のユーザーに送られるインビテーション(招待状)をもって持つことができる招待性カードがさらに2種類存在します。
- JCB ゴールド・ザ・プレミア
- JCB THE CLASS
がそれにあたりますが、各々のグレードアップの仕組みは次のとおりとなります。

JCBゴールド・ザ・プレミアの誘惑
次の記事で詳しく書きますが、たばねたがJCBのOriginal Seriesの1枚であるJCBゴールドをメインカードにしている理由は、ゴールドカードからある一定の条件で招待されるJCBゴールド・ザ・プレミアの存在です。
前振りとして、JCB Original Seriesの記事を書きましたが、関連記事でJCBゴールドカードからそれ以降の詳細を書いていきますので、ご期待ください。
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