《目次》
モバイルSuicaへチャージができるmerpay(iD)は乱立する色々なペイから一歩進んでる
先の記事でも書きましたが、たばねたが以前から使ってるフリマアプリのメルカリが実装したメルペイ(merpay)。
Felica(おサイフケータイ)を実装しているAndroid、ApplePay(Felica)を実装しているiPhone7以上のスマホであればiDを登録でき、基本的に、iDでの支払いが可能な店舗で手軽に使えてしまいます。
さらに!iPhone7以上のiPhoneであれば、Walletに登録したmerpayのiDからモバイルSuicaへのチャージまでできてしまうというスグレモノ!
今回は、具体的にmaepayからSuicaへのチャージ方法をまとめてみましょう。
ことの発端はメルペイのポイントの有効期限が切れるというメールから
今月末にメルペイの記事を書いてから、メルペイからSuicaへのチャージができることは知っていました。
ただ、まぁ、地方に住んでいると特にSuicaで決済する必要もなく、そのままメルペイのiDを使えば問題ないということで、そのうち試してみようかなぁと頭の片隅にある程度だったのですが…
ある日、メルカリからのメールをみると、次のようなメールが着信していたわけです。



そうなんです。以前何かでもらったメルカリのポイントの有効期限があと一週間程度となっています。
たった139ポイントと言えども、そのまま捨ててしまうわけにはいきません。
適当なものをコンビニで購入して消費しようかと思った矢先、頭に浮かんだのは、そうです!
と言うことで、実際の画面を提示しながら、merpeyからSuicaへのチャージやっていきましょう。
実は、iPhoneでのSuicaへのチャージ方法(チャージ金額の指定)は2種類あります
恥ずかしながら、実は、たばねたはSuicaへのチャージ方法について、あまり気にしてなかったので今回この記事を書いていて気づいたのですが、iPhoneのSuicaへのチャージ方法は2パターンあります。
- iPhoneのApplePayのWalletからSuicaのカードを選択してチャージする
- iPhoneの公式のSuicaアプリを起動して、金額を選択してチャージする

これ、正直同じ話だと思っていたんです(笑
で、なんとなく公式のアプリからのチャージの方がよいのかなと、良く分からない理由で2のSuicaのアプリから毎回チャージしていました。
でも、実は全然違います!
大きな違いはチャージできる最小額の設定方法で、今回のように有効期限が切れそうな1円単位の細かい金額を設定する場合は、1のApple PayのWalletからチャージする必要があるんです。
実際の設定画面を見てみましょう。
iPhoneのApple PayのWalletからチャージする方法
iPhoneの画面から①Walletをタップすると、ApplePayに登録されているカードの画面が出てきます。
ここからSuicaのカード(画面では下から2枚目)をタップしましょう。

Suicaの画面がでるので、赤枠のチャージをタップすると金額を入力する画面が出てきます。

チャージする金額を入力(もしくは選択)して、右上のチャージをタップすれば、承認画面に移行します。
この画面では1円単位の金額を指定することができ、これがWalletからチャージする大きなメリットとなります。


承認画面以降の処理は、次のSuicaアプリからチャージする方法と同一なので、ここでは割愛します。
iPhoneの公式のSuicaアプリからチャージする方法
iPhoneの画面から②Suicaアプリをタップすると、Suicaアプリが起動します。
チャージする金額の指定は赤枠の[¥1,000]、[¥3,000]、[¥5,000]と、[その他]から選択することができます。
その他を選択した場合は、さらに詳細な画面に切り替わり、[¥500]~[¥10,000]までおよそ千円単位で指定することができます。
ただし、指定できる金額の最低額は500円からとなり、Walletからのように1円単位での指定はできません。


金額を指定すると、次のとおり、入金(チャージ)額とApplePayのボタン(林檎マークPay)が表示されますので、金額を確認し、ApplePayボタンをタップしましょう。
同様に、承認画面に移ります。


Suicaへのチャージ承認画面以降の処理。チャージするカードを確認しよう!
チャージする金額が決まったら、Suicaへのチャージを承認しますが、この際に必ず画面の下部に表示されているカードを確認してください。
原則、デフォルトで表示されているカードはApplePayでメインカードに指定されているクレジットカードが指定されています。
今回の場合はメルペイのiDからチャージしますので、もし他のカードが指定されている場合は、赤色のmerpayのカードに変更し、それを確認してから承認しましょう。



画面を確認して間違いなければ承認処理をしましょう。
この場合はサイドボタンをダブルクリックすることで支払い処理となります。
支払い処理は数秒かかりますので、しばらく待つと、チャージされた金額が追加されることが画面上で確認できます。
ここでは、1,000円分のチャージをしましたので、2,672円→3,672円になったことが確認できます。


メルカリのアプリを起動させて、メルペイを確認すると、元々あった2,139ポイントが1,139ポイントに減って、有効期限が短かったポイントもちゃんと消費されていることも確認できます。


メルカリからのメールでも次のようなメールが届き、ポイントで決済されたことが確認できます。

【補足】 ApplePayのWalletからチャージ金額1円単位を指定して問題なくチャージできるかを検証
Walletからのチャージでは1円単位で指定できましたが、実際にもない無かったかを検証してみました。
当然ですが、問題なく決済できましたし、金額以上の手数料なども発生していません。
こちらのチャージ金額の指定方法に気づいたのは記事を書き始めてからとなり、最初から知っていれば有効期限が切れそうな139ポイントだけをSuicaにチャージすれば良かったと反省しました。
読者の方々の参考になればと思います。


まとめ
ここでは、メルペイ(merpay)のiDからSuicaへのチャージ方法について、多少、画面のスクリーンショットが多くなりましたが具体的な処理の方法を記事にしてみました。
メルペイは昨今のLINE PayやPayPay、楽天Payと異なり、Felica(おサイフケータイ)と連動してQRコードやバーコードの決済方法以外の仕様が実装されています。
特にiPhoneのApplePay(Wallet)とメルカリの売上金やポイントをMastecardのクレジットカードに見立て、iDを組み込んだ仕組みはとても素晴らしく、今回の記事にあるようなSuicaへのチャージや、世の中で使われているiDの仕様を用いた様々な決済に対応できるなど、とても使い勝手の良いものになっています。
関連記事にも書きましたが、「メルカリ」、「ApplePay」、「Suica」のキーワードに反応できるユーザーは是非これらの便利な機能を使ってみて欲しいと思います。
メルカリの売上金にすべて対し、振込手数料が発生することになったのは確かに改悪ですが、それらの収益をこういう機能の実装で還元できるなら、それはそれで納得ができますし、結果的に期限が短いポイントの救済にもなります。
是非、参考にしていただければ幸いです。